FUCK IT ~「思い込み」をぶっこわせ! ジョン・C・パーキン著 雲黒斎(監訳) 2

2016/06/19

私の食生活の「もうええわ!」体験。~ 体の中の”戦争”を終わらせる ~
「FUCK IT」。この本には日常生活のありとあらゆる混乱からの脱出方法が書いてある。

その中の1つに食生活についてがある。

食生活についての下りは、私自身が体験したことと当てはまっていたのでご紹介させていただきたい。
私の母方の家系は「砂糖を使わない食卓」だったこともあり、

私にとって食生活を見直すことは母親としての務めと思っていた。

体に良い食生活の1つと言われるマクロビオティックは砂糖を使わない食事が奨励される。

保育園児の息子たちが喘息になり、私はマクロビオティックを家庭に取り入れた。

 

 

取り入れた我が家の食卓はどうなったか?
子ども達も今や小学校の高学年。

6年以上前になる当時の食卓を思い出すと、「体に良い食事」という価値観による”戦争”を起こしていたのだと改めて分かる。
砂糖は”敵”だった。

 

私は家庭で、いつも自分の決めたルールを守らなければ、家族にも守ってもらわなければと思っていた。

だから、もちろん家庭の食卓は楽しくない。

当時は子どものためと思っていたが、今となっては親としての不安感のためにしていたことが良く分かる。
正しさは架空の敵を作る。

心を戦争状態にして、本当に求めている安心感や平和、楽しみから遠ざかってしまうのだ。
生きる上での楽しみを、家庭での安らかさを、食の正しさという価値観は簡単に奪ってしまう可能性がある。
あるとき、マクロビオティックの方にこう言われた。

 

  「こんなところに来るお母さん達はいつも真面目で一生懸命。

   でもだからこそ、正しい食事をしようとする。

   正しい食事は家庭に戦争を起こしているようなもの。

   ぜひ楽しい食卓を作ってください。」

 

 

やっと気づいた私。それから家族で話し合う時間を作った。

私が必死さのあまり、家族に自分の正しさ、価値観を押し付けて、不自由になっているのが分かった。

こうして我が家のマクロビオティック生活が終わった。
その後、家族と私はどうなったかというと・・

 

子ども達の喘息は食事を変えてもあまり変わらなかった。

これは単純な食生活との関係性は分からない。

保育園児という年齢が体調の落ち着く年齢だったからかもしれない。

 

私はとても楽になったことを覚えている。

本当の私は甘いものも大好きだ。ジャンクフードだって大好きだ。

かつて、母が食生活に厳しかったことを思い出した。母もこんな気持ちを抱えていたのだろうか。

 

夫はとても楽しそうだった。

夫にはかなり正しさを押し付けてしまっていた。

とりあえず、母としての私のやりたいことを見守ってくれたことに感謝している。
あと1つ食生活に関しては体型維持についても書いておきたい。

私は10代から、とても体型維持を気にしていた。

小学生のころ「(ぶたの)ぶーちゃん」と担任から言われ、中学生で急にふくよかになったため、体重増加が怖かったのだ。

高カロリーなもの、食事の時間も気にしていた。
それがこの本にもあるように

 「もうええわ!」

となった時から変わった。

 

 

気持ちがすごく楽になり、体重が気にならなくなり、食べてもほぼ体型が変わらなくなったのだ。
  「何かを求めることをやめたときにこそ、その”何か”が得られるようになる」
なんとなく、「もうええわ!」という言葉には投げやりな感じもしたりする。

でもこの本の「もうええわ!」という本当の意味は、そのままの自分を受け入れる、認めることだ

  
  とにかく、ありのままの自分を認めることから始めよう。ちょっぴり太めでも、かなり太めでもいい。

  たとえ数分でも、そんな自分を認めてあげよう。

  あとからまた、自己嫌悪の気持ちに戻ってもいい。

  「ありのままの自分でいいじゃないか。」そう言っているうちに、ほんの数分が数十秒に増えていく。

  不健康な食生活でもいい。とりあえずそれでもいいじゃないか。
 
  受け入れてしまえば、必ずゆったりとしたきもちになれるから、ダイエットになんか「ファックイット(もうどうでもいい!)」だ。

  本当に食べたいものを食べよう。それで気分が悪くなったらまだ「ファック・イット」と突っ込みを入れるだけだ。

  あとは流れにまかせればいい。

 

【 続き 】 まとめ ~もっと楽で、生き生きとした新しい自分へ!~

 

-book-review